第7回 - プレゼンテーションの基礎

  1. 前回までのあらすじ
  2. プレゼンで唯一覚えるべきこと
  3. プレゼンで覚えなくていいこと
  4. PowerPointの使い方
  5. スライドの作成
  6. 発表・質問する
  7. 本日のまとめ・課題2つ

連絡事項

授業アンケート提出方法

(ここは授業中に説明します)

0. 前回までのあらすじ

1. プレゼンで唯一覚えるべきこと

  1. たいていの講演・授業で、人は1個のことしか覚えてくれない。

2. プレゼンで覚えなくていいこと

  1. 「プレゼンの極意」のような本にある、 数百個の規則。
  2. プレゼンの見た目をオシャレにする技術。
演習7-1. 要約の練習1
演習7-2. 要約の練習2
演習7-3. 要約の練習3

3. PowerPointの使い方

  1. 「新しいプレゼンテーション」を選ぶ。
  2. 新しいスライド を押す。
    テンプレートの1枚が挿入される。
  3. タイトルとテキストを入力。
    画像を挿入する場合は、ファイルをドロップする。
  4. PowerPoint (+ Word + Excel) の特徴:
  5. ファイル保存 で保存する。

「マスター」 = 「テンプレ」である

スライドマスター 実際のスライド
演習7-4. マスタースライドの変更
  1. PowerPointで「新しいプレゼンテーションを作成」し、 スライドを3枚、挿入せよ。
  2. 1枚目のスライドのレイアウトをタイトル用に変更せよ。
  3. スライドの マスター を変更することで、 残りの2枚のスライドのレイアウトをまとめて変更せよ。

4. スライドの作成

  1. 自分が発表したい主張を決め、調査せよ。
    1. まず主旨を 1文で表せ。
    2. それを 3〜4個の客観的な論拠に分割せよ。
      (1文字でも短かく!)
      • 客観的なデータ (数値) を使って説明すること。
      • ダメな例: 「このアニメは面白いし画が綺麗だから見るべし」
      • 良い例: 「このアニメの制作費は○○億円、興行収入は××億円であった」
  2. PowerPointスライドを1ページだけ作成せよ。
    (図・写真は、せいぜい1つまで)
  3. PowerPointを使わない場合は、 メモ帳にタイトルと論拠を並べるだけでもよい。(以下の例を参照)
  4. 発表の持ち時間は、各自約1分である。 自分のスライドを本当に1分間で喋れるか練習せよ。
おことわり:
以下の主張は新山個人のものであり、
東京工業大学の見解ではありません。

プレゼン例

主張: 2021東京オリンピックは今からでも中止すべき。
主張: 2021東京オリンピックは完了させるべき。
主張: 死刑制度は悪である。
主張: NYCには安くてうまい食い物がある
主張: 最近の若者は昔より良くなっている

ダメな例

主張: 政府は夏が暑くなるのを法律で禁止すべきだ

5. 発表・質問する

  1. まず、Zoom のブレイクアウトルームに分かれる。
  2. Zoomの「画面の共有」機能を使って、一人ずつ自分の資料を発表する。 発表時間は1分を目安にする。
  3. 各自の発表に対して、一人1回ずつ質問する。 このとき以下のものをメモに書いておく:
    1. 発表者の氏名
    2. 発表のタイトル
    3. 自分がした質問の内容
  4. 全員の発表が終わったら、メインセッションに戻る。
  5. 授業 終了10分前 (10:20ごろ) にブレイクアウトルームを終了するので、 それまでに全員が発表を終えるようにすること。

6. 本日のまとめ・課題2つ

小課題7. LaTeXおまけ課題 (8月2日締切)
中課題3. 自分の発表スライドおよび質問の提出 (8月2日締切)

提出されたプレゼンテーション一覧 (順不同)


Yusuke Shinyama